開催期間:2016年3月12日~5月14日

建築図面を手描きするようになってから三十数年たった今もなお、まだ手で描き続けている。
何もない白地のトレーシングペーパーに一つの線を引く瞬間は、いまだに少し緊張感があるのは不思議である。新しいツールを使いこなせないことも理由の一つではあるが、考えたことを即座に思いのまま形にしていけるこの手法は、おそらく死ぬまで続けることになるのだろうと覚悟している。
間違えれば消す羽目になり、時間がかかればかかるほど図面自体が汚れていく。特に平面図などは、繰り返し貼ってはがすことになり、どんどん痛みが激しくなる。ただ、そういった図面には思考の痕跡や時間の重さなどが染み込んで、愛おしいことこの上ないのである。消された線にも何らかの意味が残っていて、また復活の機会をうかがっているような雰囲気を醸し出していることさえある。
そういったものを感じながら、でき上がった建物にも設計時の手の跡の残る、手ざわりのいい建築を創り出したいと日々格闘しているわけである。(フライヤーに記載された解題より)

建築の手ざわり 中野彰三建築展
建築の手ざわり 中野彰三建築展
建築の手ざわり 中野彰三建築展
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ギャラリートーク
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